令和6年第3回定例会 一般質問:新型コロナワクチン定期接種・マイナンバーカード(質問と区長答弁)【新宿区議】
令和6年第3回定例会では、10月から始まる新型コロナワクチンの定期接種と、マイナンバーカードについて質問しました。どちらも「区民が正しく判断するための情報が十分に届いているか」という観点から、区の認識と情報提供の在り方を問いました。
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質問1 新型コロナウイルスワクチン定期接種について
令和6年10月から、新型コロナワクチンは65歳以上を対象とした定期接種となり、自己負担も発生します。使用されるワクチンには、他国での承認事例がない自己増殖型(レプリコン)ワクチンも含まれています。健康被害救済制度の認定件数が1年で2倍近くに増えている状況を踏まえ、4点質問しました。
- 新しいタイプのレプリコンワクチンについて、日本以外の国での承認事例はあるか。
- 今回の定期接種の対象者数と接種数、接種率の想定は。
- 区民の予防接種健康被害救済制度の申請状況の最新の数字は。
- 全国的に健康被害救済制度の認定件数が増えていることを受けて、区民への情報提供に関する区長の考えは。
区長答弁
①令和6年9月13日時点での承認事例は、日本のみ。
②令和6年度の定期接種の対象者は約7万人。接種率は昨年度の65歳以上の接種実績を踏まえ60%、接種者数は約4万人を想定。
③令和6年9月12日時点で、区が受理した申請は37件、うち認定22件、否認1件。
④予診票と一緒に送付する案内の中で、副反応や健康被害救済制度についても記載している。対象者が接種に対し主体的に判断できるよう、引き続き正確かつ丁寧な情報提供に努める。
質問2 マイナンバーカードについて
マイナンバーカードは便利な一方で、他人の情報が誤ってひもづけられた事例や、偽造カードによるスマートフォンの乗っ取りなど、個人情報に関わる事例が報告されています。区民の大切な個人情報を守るため、リスクの周知やサポートの状況、マイナ保険証への切り替えについて6点質問しました。
- マイナンバーカードの安全性や区での運用に関する区長の考えは。
- カードを申請する区民に対して、様々なリスクがあることを十分に周知しているか。
- スマートフォンに慣れていない人に向けて、マイナポータル利用のサポートは行っているか。
- マイナポータルで自分の情報を確認したり、必要のない連携を解除したりできることの説明は、十分に行われているか。
- 一旦切り替えたマイナ保険証を元に戻すことは可能か。
- マイナ保険証に切り替えなくても健康保険は継続して使えることを、区民にどのように周知しているか。
区長答弁
①カードから不正に情報を読み出そうとするとICチップが自動的に壊れる仕組みや、4種類のパスワード設定などの対策が施されている。今後も利便性や安全性について区民に丁寧に説明し、普及に努める。
②交付の際に、パスワードの取扱いや保管方法、紛失した場合の手続等を記載したチラシを必ず渡し、適切に管理するよう案内している。
③本庁舎の交付窓口で、マイナポータルを通じた健康保険や公金受取口座の登録等を希望する方には、個別に専用端末の操作支援を行っている。
④利用できるサービスが多岐にわたるため、詳細はマイナポータルの利用方法に関するホームページを案内しているが、質問や要望があった際には窓口で丁寧に対応している。
⑤マイナ保険証の利用登録の解除を希望する方については、国民健康保険を含め各保険者において解除申請を今後受け付ける予定。
⑥紙の保険証の新規発行は終了するが、交付済みの保険証は有効期限まで引き続き使用できる。国保加入世帯に送付している冊子「あなたのくらしと国保」や区ホームページで周知しており、今後も広報新宿等で丁寧に説明していく。
質問を終えて ── メリットだけでなく、デメリットも含めて伝えてほしい
区民が正しい選択をするためには、判断に使える十分な情報が必要になります。メリットだけでなく、デメリットも含めて、しっかりと伝えていただきたいと思います。現在でも様々な方法で周知していただいているとは思いますが、さらに分かりやすく、過不足なく情報提供できるよう工夫を要望して、質問を終わります。
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