令和8年第2回定例会 一般質問:食の質と区民の健康づくり(質問と区長答弁)【新宿区議】
令和8年第2回定例会では食の質と区民の健康づくりについて質問しました。食べ物が溢れる「飽食の時代」。カロリーは十分でも、ビタミン・ミネラルといった必須栄養素が慢性的に不足しているといわれています。そのような現状について、区の取り組みと見解を問いました。
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質問1 「食の質」と区の計画・施策について
「飽食の時代」と言われる現代、カロリーは足りていてもビタミン・ミネラルといった必須栄養素は不足しがちです。食の「質」という視点を、区の食育や健康づくりの施策・計画にどう位置づけていくのかを質問しました。
- ビタミン・ミネラル不足という現代型の栄養問題を、食育・栄養指導の視点に加えるべきではないか。
- 「しんじゅく健康スタンプラリー」や次期健康づくり行動計画に、「食の質」の視点を位置づけられないか。
区長答弁
食育講演会や食生活改善教室を「しんじゅく健康スタンプラリー」の対象として実施し、区民の食への関心を高める取り組みを進めている。次期健康づくり行動計画への「食の質」の位置づけは、現在行っている事業の検証等を踏まえて検討していく。
質問2 食の質を高める支援について
栄養の質は、妊娠期や高齢期の健康に直結します。区のデータでは高齢者の約4人に1人が低栄養傾向にあるとされ、妊娠期の栄養も母子の健康を大きく左右します。特に支援が必要な方々への、食の質を意識した支援を求めました。
- 妊婦に向けて既存の栄養指導に加え、大阪府泉大津市の「金芽米」提供のような直接支援を検討できないか
- 高齢者に向けた訪問支援や配食サービスで、ビタミン・ミネラルをどのように担保するのか。
区長答弁
①母子手帳交付時に栄養冊子を配布。ゆりかご事業や母親学級で栄養指導を実施。直接支援は行わないが、栄養指導の充実に努める。
②訪問支援は「10の食品群」で食の多様性を確保。配食は選定委員会に栄養士も参加し、ビタミン・ミネラルの充足を基準とする。
質問を終えて ── 食の「質」は、私たち自身で守る
カロリーが足りていても、本当に必要な栄養が満たされているとは限りません。私たちの食の「質」は、私たち自身で守っていかなければなりません。子供から高齢者まで、すべての人の健康を支える食。毎日口にするものだからこそ、なおざりにせず、少しずつでも質を高めていく努力をしていきましょう。食品表示、遺伝子組み換え、食料自給率など、食に関する課題はたくさんあります。区民の皆さまが安心して「良いもの」を選べるよう、これからもさまざまな観点から区に働きかけてまいります。
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