2026年8月、新宿区にお住まい・お勤めの方を対象に、体感治安の変化と日常の困りごとを伺いました。277人の方からご回答をいただきました。

調査期間 2026年8月9日〜8月31日回答数 277件方法 インターネット広告による募集/ウェブフォーム回収
体感治安が悪くなったと感じる77.3%214件。「良くなった」は1.8%(5件)
不安の第1位 路上喫煙・ポイ捨て70.8%196件。区民に限っても71.0%で同順位
民泊トラブルを実際に経験47.7%132件。「不安」ではなく実体験を尋ねた結果

設問何をお尋ねしたか

回答の負担を抑えるため、選択式6問・自由記述2問に絞りました。自由記述の2問は任意です。以下は実際のフォームの文言・選択肢そのままです。

Q1

お住まいのエリアを教えてください必須単一選択

新宿駅周辺エリア/四谷エリア/神楽坂エリア/高田馬場・早稲田・大久保エリア/落合エリア/新宿区外

Q2

3年前と比べて、お住まいの地域の治安はどう感じますか必須単一選択

悪くなったと感じる/変わらない/良くなったと感じる/わからない

Q3

治安・安全について、不安に感じることはありますか(いくつでも)必須複数選択

空き巣・忍び込み/自転車盗・車上荒らし/不審者・見知らぬ人の出入り/繁華街でのたむろ・迷惑行為/路上喫煙・ポイ捨て/落書き(グラフィティ等)/民泊によるトラブル(騒音・ゴミ・見知らぬ人の出入り)/空き家・老朽家屋の管理不全/通学路・子供の安全/振り込め詐欺・特殊詐欺/その他/特に不安はない

Q4

具体的に困った経験があれば教えてください任意自由記述

Q5

ご自宅やご近所で、民泊によるトラブルの経験はありますか必須単一選択

はい/いいえ/わからない

Q6

区にこうしてほしい、ということがあれば教えてください任意自由記述

Q7

年齢必須単一選択

10〜20代/30代/40代/50代/60代/70代/80代以上

Q8

新宿区との関わり必須単一選択

区民/在勤/在学/関わりはない/その他

Q8 · Q7 · Q1回答者はどのような方か

回答者の79.8%が新宿区民、在勤を含めると88.8%が区に日常的な関わりを持つ方でした。年代は40〜60代で91.3%を占めます。

新宿区との関わり(n=277)
区分 件数 比率
区民 221 79.8%
在勤 25 9.0%
その他 19 6.9%
関わりはない 11 4.0%
在学 1 0.4%
年代(n=277)
年代 件数 比率
50代 112 40.4%
60代 76 27.4%
40代 65 23.5%
70代 19 6.9%
30代 4 1.4%
10〜20代 1 0.4%
居住・活動エリア(n=277)
エリア 件数 比率
高田馬場・早稲田・大久保 107 38.6%
新宿駅周辺 51 18.4%
新宿区外 42 15.2%
落合 29 10.5%
四谷 27 9.7%
神楽坂 21 7.6%

エリアの構成比は区の人口構成と一致しません。高田馬場・早稲田・大久保エリアが38.6%と多く含まれています。

Q23年前と比べて、治安の感じ方は変わったか

「悪くなったと感じる」が214件・77.3%。区民221人に限っても76.5%と、ほぼ同じ水準でした。「良くなった」と答えた方は5人(1.8%)です。

悪くなったと感じる変わらない良くなったと感じるわからない
77.3% 214件
19.5%
全体と区民限定の比較
回答 全体 n=277 比率 区民 n=221 比率
悪くなったと感じる 214 77.3% 169 76.5%
変わらない 54 19.5% 47 21.3%
良くなったと感じる 5 1.8% 4 1.8%
わからない 4 1.4% 1 0.5%

Q3どんなことに不安を感じているか

複数選択。上位4項目がいずれも過半数を占めました。区民221人に限っても、上位4項目の顔ぶれと、いずれも過半数という水準は変わりません(3位と4位は1件差で入れ替わります)。「特に不安はない」は17件(6.1%)にとどまりました。

不安に感じること(複数選択・n=277)
項目 件数 比率
路上喫煙・ポイ捨て 196 70.8%
民泊によるトラブル(騒音・ゴミ・見知らぬ人の出入り) 174 62.8%
繁華街でのたむろ・迷惑行為 163 58.8%
不審者・見知らぬ人の出入り 159 57.4%
通学路・子供の安全 84 30.3%
空き巣・忍び込み 79 28.5%
落書き(グラフィティ等) 65 23.5%
振り込め詐欺・特殊詐欺 57 20.6%
空き家・老朽家屋の管理不全 52 18.8%
自転車盗・車上荒らし 46 16.6%
その他 40 14.4%
特に不安はない 17 6.1%

Q5民泊に関して困った経験があるか

「不安に思うか」ではなく実際に困った経験があるかを尋ねました。「はい」が132件・47.7%。回答者のおよそ半数が、すでに具体的な経験をしています。

はい(経験あり)わからないいいえ
47.7% 132件
30.0% 83件
22.4% 62件
民泊トラブル経験者132人が挙げた不安(複数選択)
項目 件数 比率
民泊によるトラブル 109 82.6%
路上喫煙・ポイ捨て 105 79.5%
不審者・見知らぬ人の出入り 90 68.2%
繁華街でのたむろ・迷惑行為 86 65.2%
通学路・子供の安全 48 36.4%
落書き(グラフィティ等) 42 31.8%
民泊トラブルを経験した方は、路上喫煙(79.5%)や不審者(68.2%)についても全体平均より高い割合で不安を挙げています。課題は単独ではなく、重なって現れています。

クロス集計エリアによる違い

同じ区内でも、感じ方には差がありました。高田馬場・早稲田・大久保エリアの83%が「治安が悪くなった」と回答した一方、四谷エリアは63%。民泊トラブルの経験率は新宿駅周辺が59%と区内最高で、高田馬場エリアを上回りました。

エリア別(各エリア内での比率)
エリア n 治安が悪化 路上喫煙 民泊への不安 民泊トラブル経験
高田馬場・早稲田・大久保 107 83% 76% 67% 52%
新宿駅周辺 51 76% 75% 71% 59%
落合 ※参考 29 76% 66% 72% 55%
四谷 ※参考 27 63% 70% 48% 33%
神楽坂 ※参考 21 71% 57% 48% 43%

※参考=回答数が30件に満たないエリア(落合29件・四谷27件・神楽坂21件)。傾向を見る材料にとどめ、断定的な引用は避けてください。
路上喫煙はどのエリアでも57〜76%と高く、区内全域に共通する課題として現れています。

クロス集計年代による違い

最も強く治安の悪化を感じているのは40代(86%)でした。通学路や子どもの安全と関わる世代です。一方で路上喫煙への不安は60代が最も高く(76%)、年代によって気になる対象が異なります。

年代別(各年代内での比率)
年代 n 治安が悪化 路上喫煙 民泊トラブル経験
40代 65 86% 69% 46%
50代 112 78% 72% 49%
60代 76 75% 76% 53%
70代 ※参考 19 58% 47% 37%

自由記述寄せられた声

回答者の74.4%(206人)が、区への要望を自由記述で書き込んでいます。実際に困った経験の記述も174人(62.8%)にのぼりました。いずれかに記入した方は218人・78.7%です。

自由記述の記入率(n=277)
設問 記入 記入率
Q6 区への要望 206 74.4%
Q4 困った経験 174 62.8%
任意の設問であるにもかかわらず、7割以上の方が文章で状況を書き添えてくださいました。短い設問数に収まりきらない切実さがあることを示しています。

この調査の読み方

無作為抽出の世論調査ではありません

本調査はインターネット広告を通じて回答者を募集したものです。統計的に区民全体を代表する標本ではないため、結果の読み取りには次の点にご留意ください。

  • 関心の高い層に偏ります。広告に反応してご回答くださった方が対象です
  • 年代の偏り。40〜60代が91%を占め、20〜30代の声はほとんど含まれていません
  • エリアの偏り。高田馬場・早稲田・大久保エリアが39%と、区の人口構成より多く含まれます
  • 選択肢の影響。あらかじめ項目を提示しているため、提示した内容に沿った回答になりやすい面があります

数字は「区民全体の◯%」ではなく、「277人の区民から、このような声が寄せられた」という事実としてお読みください。

新宿区議会議員 青木仁美/2026年9月1日集計
調査期間 2026年8月9日〜8月31日・有効回答277件。比率は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
Q3および「経験者132人が挙げた不安」は複数選択のため、比率の合計は100%を超えます。